この度はバトル百合アンソロジーという素敵極まる企画にお誘いくださりありがとうございます。

普段は女と女が泣いたり血を流したり殺しあったりする百合ばっか書いてます。そんな人間にバトル百合のコンセプトは渡りに船、思う存分やらせていただきました。

寄稿作品は趣味全開の内容ですが、お楽しみいただければ幸いです。

作品一覧

おねロリチェキスト

おねロリチェキスト

この女を殺す。
それだけがわたしのすべて――

時は1980年代、冷戦下の東ドイツ。
声を失った少女フレーゲルは選抜され、秘密警察である国家保安省の特務部隊に入隊する。
奔放な女大尉・エレナに率いられ、フレーゲルは国防のエリートとして育成されることとなっていた。

しかしフレーゲルには目的があった。
両親の仇――エレナを殺すこと。

復讐を果たすべく奮闘するフレーゲル、それを手玉に取って弄んではけらけら笑うエレナ。
おねロリだけど甘くない。おねロリだけど尊くない。
これは少女と女の、不屈と復讐の物語。
その仇花で撃ちぬいて

その仇花で撃ちぬいて

かつて戦争に敗北した軍事国家。そこにはたったひとつの女性小隊がある。

女軍人として白眼視されるヴィルヘルミナと、望まぬ結婚生活に鬱屈する高官夫人シャルロッテ。
ふたりはかつて「戦友」として約束を交わし、女性を軽視する祖国でともに戦うことを誓った間柄だった。
一通の脅迫状により、彼女たちは約10年ぶりの再会を果たす。

国内に渦巻く移民問題、笑顔でシャルロッテを縛る夫、軍やテロリストたちの思惑――
かつて交わした約束を守るため、ふたりは世界に立ち向かう。